アメリカ赴任の準備:家族編② 子どものために準備すべきこと7選!これだけやっておけばスムーズにアメリカ生活を始められます

海外赴任する家族

アメリカ駐在が決まったけど、子どものためにはどんな準備をすればいいんだろう?うちには赤ちゃんもいて不安です・・・

子連れでの海外赴任は本当に不安ですよね。行ったことのない国であればなおさらです。うちは2歳の子と、6ヶ月の赤ちゃんを連れて渡米しました。この記事を読めば、アメリカ駐在をするにあたり、子ども(特に未就学児と赤ちゃん)のために準備すべきことがわかります。

みかん

こうしとけばよかった、という反省を踏まえて書きますので、参考になるはずです!

目次

アメリカ赴任に向け子どものために準備すべきこと7選!

  1. パスポート、ビザの取得
  2. 予防接種を最大限済ませる
  3. 母子手帳(予防接種記録)の英訳
  4. 医薬品の準備
  5. 赴任先の学校の調査
  6. フライトの準備
  7. 英語に触れされる

1つずつ解説していきます!

パスポート・ビザの取得

パスポートとビザを取得する手順は基本的に大人と一緒ですが、小さい子の場合、大変なのが写真撮影です。大人はスピード写真機で一発ですが、子どもはなかなかうまくいきません。パスポートとビザは写真のサイズや顔の位置、背景などが細かく規定されていますので、写真屋さんで撮るのが最も良いと思います。やや値は張りますが、自分で用意するとなると取り直しになる可能性もあり、結果的には時間と費用の節約になる可能性が高いです。渡米前の忙しい時期に写真で却下をくらうのは避けたいはずです。自分で用意した申請が通るかドキドキするのは精神的に良くないですよ!

みかん

写真屋さんにはパスポート・ビザの専用プランがあり、規定を満たすように撮ってくれます。赤ちゃん用の椅子も用意してくれました!

とかげ

赴任目的であれば会社から写真撮影代が出る場合もありますので、経費申請できるか確認してください!

予防接種を最大限済ませる

アメリカでも必要な予防接種は受けられる(日本脳炎除く)のですが、日本で終わらせておいた方が渡米後に慌てずにすみます。年齢に応じ、その時点で受けられる予防接種を全て済ませておきましょう。主治医に赴任の予定を伝え、予防接種のスケジュールを組んでもらうのもよいと思います。

母子手帳(予防接種記録)の英訳

必要な予防接種を最大限済ませたら、母子手帳(予防接種記録)の英訳を用意しましょう。アメリカでは幼稚園を含め学校に入学する際、予防接種記録の提出を求められます。アメリカで初めて医者に行った際、予防接種記録を見せて今後の接種スケジュールを立てたり、学校の入学に必要な書類を作ってもらったりします。

母子手帳(予防接種記録)の英訳を頼める会社があるので、そこに注文しましょう。うちは予防医学推進センターに頼みました。メールで申し込み用紙と母子手帳のコピー(予防接種記録のページ)を送ります。医師のサイン入りなので、アメリカで問題なく使用できました。HPによると、作成期間は受付後4週間後と記載されています。結構かかるので、早めにお願いしましょう。料金は1人8000円です。

とかげ

会社に経費申請する場合は領収書の発行希望もメールで伝えましょう!

医薬品・衛生用品の準備

子どもの体にあう薬を、多めに持っていくと安心です。アメリカの歯ブラシは大きいので、大人も子どもも日本のものをたくさん持っていくほうがよさそうです。医者から薬の処方を受けている場合、赴任について相談してみましょう。

とはいえ、アメリカにも薬局はそこらじゅうにありますし、風邪薬などは手軽に手に入ります。値段も特に高くありません。特別な処方薬以外は、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

アメリカで風邪をひき、医者に行くと、とりあえず「タイレノールを飲め」と言われます。タイレノールは解熱鎮痛剤で、日本でいうカロナールと同成分の薬です。どこの薬局にも必ず置いてあり、広く使用されています。うちも、熱を出したらまずはカロナールを飲ませています。下の画像のように、乳幼児(infants) 用もあります。

広く使用されているタイレノール
とかげ

子どもが深夜に熱を出して夜間病院に連れて行ったときも、受付で「タイレノール飲んだか?」と聞かれ、診断結果も「タイレノール飲んで様子見ろ」でした笑

ほのじ&ぞうちゃん

ぶどう味が好きだよ!

赴任先の学校の調査

渡米後に子供を幼稚園・学校に入れる場合は、住居を決める前に下調べをしておきましょう。日本人学校に入れるのか、車を保有するのか、バス送迎があるのかどうかなどを考慮し、無理なく通える範囲を住む地域にするとよいでしょう。土地勘がないとなかなか骨の折れる作業ではありますが、親にとっても子供にとっても大事な作業といえます。

ニュージャージー州の場合、日本人が多く住むフォートリーやエッジウォーターエリア(マンハッタンまでバスで30〜50分程度)からは、日本人幼稚園のこぐま幼稚園と、幼児部・小学部がある日本人学校のニューヨーク育英学園NJキャンパスに通えます。両方とも、スクールバスでの送迎が利用できます。

とかげ

夫が先に渡米する場合、実際に学校に行ってみるなどして雰囲気を感じておくことが大事です

フライトの準備

複数の乳幼児を連れてのフライトは、率直に言って地獄です!約13時間のフライト中、子どもを飽きさせないよう入念な準備が必要です。うちは2歳と10ヶ月くらいの子を連れて4人での渡米でした。とかげ(夫)が先に赴任していましたが、家族の渡米に合わせて一時帰国し、みんなでアメリカに向かいました。

まず、日系の航空会社の場合、事前に申し込めば乳児や子供向けの機内食を提供してもらえます。JALはこちら、ANAはこちらをご覧ください。希望する場合、必ず事前に申し込むようにしてください!

また、バシネット(赤ちゃん用の簡易ベッド)も利用可能です。設置できない座席もあるようなので、航空券を予約する際に希望を航空会社に伝え、座席を調整してもらうと安心です。

一般に飲食物は手荷物検査の際に没収されますが、離乳食は持ち込みが可能です。お腹を空かせてぐずらないよう、離乳食は多めに持ち込みましょう。

ネットフリックスやHuluなどの動画サービスを契約している場合は、事前にダウンロードして機内で視聴することが可能です。もちろん、機内のオフライン環境でも視聴できます。

みかん

あとはおもちゃ、携帯ゲーム、絵本などを駆使してなんとか13時間のフライトを耐えてください!

とかげ

子どもの泣き声など周りに配慮は必要ですが、わりとエンジンの音にかき消されるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫な感じでした

英語に触れされる

言葉を話せる子どもには、渡米前から少しずつ英語に触れさせましょう。といっても、youtubeで英語の歌を聞かせたりとか、あいさつの言い方とか、その程度で十分だと思います。少しでも英語に興味を持ってもらえれば、渡米後の英語の身につき方が違うような気がします。もちろん日本語の習得が大事な時期なので、この辺は家庭によって考え方が違うと思います。

まとめ

以上、7選を表にまとめると、こんな感じです。

子どものために準備すべきことひとこと解説
パスポート、ビザの取得餅は餅屋、写真は写真屋さんで
予防接種を最大限済ませる渡米前の接種スケジュールを立てよう
母子手帳(予防接種記録)の英訳幼稚園や学校に入るのに必要、英訳業者に依頼
医薬品・衛生用品の準備歯ブラシをたくさん持っていこう
赴任先の学校の調査住む地域を選ぶのと同時並行で
フライトの準備子どもを飽きさせないよう対策を
英語に触れされる「英語たのしい」と思ってもらえるように
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