もうすぐアメリカビザの面接だけど、準備は大丈夫かな? というか何を聞かれるの?
アメリカへの赴任が決まって最優先でやるべきことのひとつに、ビザの取得があります。ビザは必要書類を準備したうえ、アメリカ大使館・領事館でアメリカ人スタッフとの面接(英語)に臨む必要があります。この記事を読めば、面接当日の流れと受け答えの想定問答がわかります。
そんなに難しい面接ではないけど、事前に流れがわかっていれば落ち着いて受け答えができますよ
大使館・領事館に向かう
面接会場には予約時間より早めに到着するようにしてください。電車が遅延したり迷ったりする時間も考慮し、時間に遅れないようにしてください。大使館、領事館の場所は以下の通りです。
在日米国大使館 | 〒107-8420 東京都港区赤坂 1-10-5 |
在大阪・神戸米国総領事館 | 〒530-8543 大阪市北区西天満2-11−5 |
在福岡米国領事館 | 〒810-0052 福岡市中央区大濠2-5-26 |
在沖米国総領事館 | 〒901-2104 沖縄県浦添市当山2-1−1 |
在札幌米国総領事館 | 〒064-0821札幌市中央区北一条西28丁目 |
私は東京の在日米国大使館(東京都港区赤坂 1-10-5)で面接を受けました。最寄り駅は溜池山王、または国会議事堂前で、いずれも14番出口が最も近いです。
セキュリティチェック
入館前には、金属探知機などセキュリティチェックを受けます。大使館・領事館に持ち込めるものは細かく定められているので、気をつけてください。
持ち込めるもの | 手持ち可能なバッグ1点 (25cm×25cm以下) 携帯電話1台 申請関連書類が入った透明なクリアフォルダー 傘 ただし荷物検査前にセキュリティゲートの外の傘立てに置くこと あかちゃん用品(ミルク・おむつ・お湯など) ベビーカー |
持ち込めないもの | ノートパソコン、iPad、USBメモリ、スマートウォッチ、カメラ、オーディオ、ポータブル音楽プレーヤーなど電子機器 許可されたサイズ(25cmx25cm以下)を超える大きなかばん 食べ物と飲み物 エアゾール缶 煙草、葉巻、マッチ、ライター はさみやナイフ、爪やすりなどの先の尖った物 全ての武器、凶器、火薬、爆発物 |
注意すべきは、バッグの大きさです。25cm四方以下のバッグはかなり小さいですが、仕方ありません。私は、最寄り駅で必要なものを持ち込み用のバッグに入れ替え、駅のロッカーにその他の荷物を預けました。
また、提出書類はA4のクリアファイルに入れておくというのも忘れないでください!
持ち込み禁止のものを持っていた場合、入館できず、面接の予約が必要になるみたいなので気をつけてください!
書類の確認と提出
セキュリティチェックを通過すると、大使館・領事館の入り口で書類の確認があります。A4ファイルに入れた書類を提出してください。
アメリカ赴任のためのビザ取得に必要な主な書類は、以下の通りです。ビザの種類などによって必要書類が異なることがありますので、ビザ取得の代行業者や会社によく確認してください。
大使館・領事館の窓口に提出する書類
- パスポート(原本)
- DS160確認ページ
- 証明写真(原本)
- 面接予約確認書
- 会社発行のサポートレター
確認を終えると大使館・領事館の中に入ることができます。こんどは書類の提出のため、指定された窓口の列に並びます。
書類提出後は審査のため待ち時間が発生します。暇つぶしのための本を持ち込むのはOKです!東京の大使館には自販機が置いてありました。
指紋採取
書類の提出後、名前を呼ばれると指紋の採取となります。緑色に光る機械に指を置きます。指紋採取は 左手の4本指(親指以外)→右手の4本指(親指以外)→両手の親指 の順番に行います。スタッフから指示があるので、覚えておかなくても大丈夫ですよ。
指紋採取後は、いよいよ面接です。
面接
名前が呼ばれたら面接の窓口に進んでください。
面接と聞くと身構えてしまいますが、聞かれる内容は主に「なぜアメリカに行くのか?」「アメリカのどこに行くのか?」「何年アメリカで働くの予定なのか」という簡単なものです。面接官は基本的にアメリカ人なので、英語で受け答えをします。アメリカ赴任のためのビザ取得は、普通に、偽りなく答えれば何の問題もありません。意図に反して伝わらないよう、シンプルな英語で、簡潔に話しましょう。たくさん話す必要は全くありません。
面接終了後、ビザ取得の合否が伝えられます。ただし、ビザを受け取れるのは面接から1〜2週間後です。ビザが貼られたパスポートが郵送で送られてきます。
面接のポイント
ビザの取得にあたって面接をする理由は、不法滞在を防ぐためです。ですので、面接では目的が終了したらちゃんと日本に帰国することを示す必要があります。つまり、会社の赴任期間が終わったら、速やかに帰国するということが伝わればOKです。アメリカへの移住を計画していると思われてしまうと面接に落ちる可能性があります。
普通に回答すれば取得できますので、あまり身構えず、落ち着いて受け答えしてください!
まとめ
ビザの取得は、アメリカ赴任の準備にあたってのヤマ場であり、最優先事項です。面接は英語ですが、シンプルな英語で、聞かれたことに簡潔に答えるようにすれば問題ありません。書類に不備があるとどうしようもないので、そこだけは入念な準備をしてください!
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